損傷入力:基本操作
損傷図に紐づいた写真の登録と変更、写真番号の振り直し(採番)
過年度調書と損傷図上の損傷の比較ができます。
損傷入力画面での写真の設定については「損傷入力:写真の設定」をご確認ください。
損傷入力画面の主な機能
損傷図の再アップロード
アップした損傷図のファイル名が表示されます。
ファイル名をクリックすると損傷図のアップロードのやり直しができます。
損傷図を再アップロードしても、変更がない旗上げに関しては、登録した写真や入力した情報は引き継がれます(※)
写真の操作
- 損傷図上の写真ファイル名に合わせて、同じファイル名の写真を配置
- 写真の登録、削除、変更と変更後に、写真番号を振りなおす(採番)
写真番号の採番ルールは、径間毎に設定できます。
旗上げ
損傷図の視点ごとに旗上げがまとめて表示されます。
損傷内容・写真(前回、今回)の確認、代表の損傷の選択、メモの記入ができます。
再アップロード時にデータが引き継がれる条件について
- 写真を除く、部材と損傷のテキスト内容が一致していること
「主桁 Mg0101 ①腐食-d 写真-01」→「主桁 Mg0101 ①腐食-e 写真-01」
損傷情報が書き換わっているため、データは引き継がれません
「主桁 Mg0101 ①腐食-d 写真-01」→「主桁 Mg0101 ①腐食-e 写真-10」
写真情報のみしか書き換わっていないため、データは引き継がれます
写真ファイル情報の更新
「主桁 Mg…..腐食-d」 「1001, 1002」→「主桁 Mg…..腐食-d」「1001, 2002」
旗上げが同一で、写真ファイル情報が書き換わっている場合、更新された写真のみが書き換わります
(1001はデータ引き継ぎ、1002に関する写真データは破棄され、あらたに2002の写真データが登録されます)
- 旗上げの場合、マルチテキストの座標が変わっていないこと
- 損傷図上で少しでも座標移動すると、データが引き継がれないのでご注意ください。
- 定義幅のみの変更や高さのみの変更の場合は問題ありません(引き継ぎ対象になります)
旗上げ
損傷図の旗上げから前回と今回の損傷を読み込みます。
旗上げの追加
- 視点タイトルの右にあるをクリックすると入力ウィンドウが開きます。
2. 損傷図と同じ書き方で、追加したい旗上げの内容を入力します。
3. をクリックすると、指定の並び順に対応した場所に追加されます。
旗上げの修正と警告
各旗上げの、・・・・・に、文言を追加・修正できます。追加・修正した箇所は、オレンジ色になります。また、損傷番号と損傷名の不整合は、と警告が出ます。
修正した箇所や警告が出た旗上げは、損傷図の出力時に、該当旗上げに黄色い文字(画層:警告)で出力されます。適宜損傷図を修正してください。
AIによる旗上げの解析
AIによって解析された旗上げは、と画面に警告が出ますので、正しく読み込まれているかご確認ください。
特記なき損傷の追加
特記なき損傷とは
旗上げをしないレベルの軽微な損傷。損傷図で左下にまとめて記述します。
- 視点タイトルの右にあるをクリックすると入力ウィンドウが開きます。
2. 特記なき損傷を追加する場合は、損傷図と同じ書き方で、追加したい内容を入力します。
3. にチェックを入れてをクリックすると、指定の並び順に対応した場所に追加されます。
代表となる損傷の変更
1つの旗揚げに複数の損傷がある場合、代表となる損傷を選択できます。
損傷図で1番上の損傷を代表となる損傷としますが、違っている場合は、をクリックすると変更できます。
メモ
メモのテンプレートは、「橋梁一覧」の「案件設定」で作成可能です。
第3者被害フラグ
第3者被害の損傷は、「🔥」アイコンをクリックします。
引出線の紐づきの表示
読みこんだ損傷図の引き出し線、位置によって、各旗上げのアイコンの表示が変わります。
引出線がある旗上げ
引出線がない旗上げ
特記なき部材の損傷
旗上げの並び替え
の機能で、旗上げを並び替えることが出来ます。
任意の並び替えにした後、写真番号を採番します。
損傷図の出力
をクリックすると、読み込んだ損傷図をダウンロードできます。
画面で修正した内容と、表示される警告情報(損傷番号と損傷名の不整合等)は、損傷図の出力時に、該当旗上げに黄色い文字(画層:警告)で出力されます。適宜損傷図を修正してください。
タテログ損傷入力画面の「絞り込み」で、損傷図の修正が必要な旗上げを絞り込むことが出来ます。