RECOエンジニアリング株式会社

タテログの利用により、
技術者が注力すべきところに注力できる環境が実現
タテログの利用により、 技術者が注力すべきところに注力できる環境が実現
RECOエンジニアリングは、既存構造物の点検検査から調査診断、その後の補修施工までを一貫して行うことのできる、インフラのLCCサイクルに対応できる会社です。
創業は2007年で、診断業務の提供を行っていました。その後定期点検に参入し、近年は建設コンサルタント会社様から診断業務の一部または全部を請け負い、報告書作成まで対応するのが特徴となっています。
そのような中、点検調書の確認作業がボトルネックとなり、期間内に業務を完了させることが難しい状況になっていました。
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課題
  1. 単純作業が膨大で、技術者が注力すべきところに注力できなかった
  1. 要領の改訂によりチェックの負担が増したため対応が必要となったが、増員が難しい状況であった
  1. システムの利用を検討したが、橋梁点検業務を理解した開発会社がおらず、自分たちが求めるサービスが見つからなかった
この課題に対し、同社はいかにして対策を講じ、解決につなげていったのか?
RECOエンジニアリング株式会社調査診断部大沼様、小川様、総務経理部山本様に詳しい話を伺いました。

橋梁点検業務に精通した会社が作ったサービスと感じ、導入を検討

ータテログ導入前の課題を教えてください。
大沼さん:弊社は診断業務からスタートしたので、損傷図の作成に手間をかける傾向がありました。またチェックの回数も多く、時間をかけて調書を作成していました。
小川さん:形を整えるだけならそこまで手間はかかりませんが、お客様にわかりやすい調書を作ろうとすると多くの時間がかかってしまいます。
重要な部分を丁寧に作るため、単純作業に時間をかけることは避けたいと思っており、そこをどう短くしていくかが課題でした。
そのような中、平成31年の要領改訂によって調書作成にかなり手間がかかるようになる事がわかりました。このままでは、増員したり、点検から戻ってきた人に手伝ってもらわないと業務が終わらないと思いましたが、調書の確認のために増員することは難しく、対応が求められていました。
ーそのような課題を抱えるなか、タテログの導入が進んだきっかけは何でしたか?
大沼さん:そのような状況でしたので、数年前からシステムを使うことで効率化できないか検討をしており、いくつかの会社から話を聞いたこともありました。しかしながら、ソフトウェアを開発する会社は橋梁点検業務について詳しくないため、自分たちが求めている機能を持ったシステムはありませんでした。
小川さん:そのような中、タテログを知る機会があったので、ホームページを見てみると、自分たちが求めているものに近いと感じました。
色々な会社のサービスを見ましたが、そもそも要点をまとめて書いてあるホームページ自体が少なく、業務を理解した人が作っていると感じました。ジャストさんは自分たちでも橋梁点検をやっているからだと思います。
図面番号、写真番号を振った上で、写真番号を損傷図に戻す作業が膨大でミスが多い部分でしたので、それを一括で対応してくれるサービスは便利だと思いましたので、上司に話を聞いてみたいと相談し、詳しく話を聞くことにしました。

初めての利用でもすぐに使える優れたインターフェース

ータテログを実際の業務で利用してみていかがでしたか?
小川さん:チェック作業が半分程度になりました。
初めての人でも使いやすいインターフェースになっており、優れていると感じました。どのように進めていけばよいか視覚的にわかるので、自分以外の人が利用する際もほとんど説明は不要でした。
山本さん:タテログを使ったことがない人でもすぐに使うことができました。
自分が関わった案件は過年度の調書がなく、一から入力が必要な案件でしたのでタテログの機能をフルに活用できたわけではありませんが、それでも相当の工数を削減することができました。
小川さん:機能面で優れていることは理解していましたが、実際に導入してみて、使いやすいサービスであることがわかりました。入力のしやすさにはびっくりしました。
正直、タテログがなかったら予定通り終わらなかったと思っています。
ータテログチームのサポートはいかがでしたか?
小川さん:エンジニアの方には十分に対応してもらいました。要望を出しても、次のメンテナンス終了時に反映されており、改善のスピードは早いと感じました。
営業の方も、こまめに電話をしてくれましたし、メールの返信も早く、安心感を持って進めることができました。
ー今後、取り組んでいきたいことは何ですか?
小川さん:大型の橋梁点検業務が発生したら、タテログを活用したいと思っています。
今回初めての利用だったので、損傷図の修正が必要だった箇所もありましたが、今後はタテログの基準に対応した形で入力していこうと考えています。
ー今後、タテログに期待することはなんですか?
小川さん:要望は継続的に出させてもらっており、改善点は減ってきています。現状大きな課題はありません。これからも、要望が発生したらお伝えしていこうと思います。
橋梁以外で使いたい気持ちはあります。擁壁や階段等、対応領域は広げてほしいです。
 
ーさらなる機能活用を含め、ぜひタテログをお役立てくださいませ。貴重なお話をありがとうございました!
 
※掲載内容は取材当時のものです。