株式会社建設調査コンサルタント

タテログで従来の業務フローを変えずに調書作成の効率化を実現!
タテログで従来の業務フローを変えずに調書作成の効率化を実現!
株式会社建設調査コンサルタントは、2012年に創業された会社です。主に橋梁の点検を中心に行っており、詳細調査やコアの抜き取り、鉄筋探査なども行ってます。
8年前には設計を行う会社を買収し、5年前には道路規制を行う規制部門を立ち上げました。現在、宇都宮、水戸、東京に支社があります。
2024年4月からはベトナムに子会社を設立し、損傷図の作成等を行っています。将来的にはより多くの業務をベトナム子会社で行っていく予定です。
そのような中、点検調書作成業務において、損傷図の手作業による採番や、その修正作業に多くの時間がかかっていました。
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課題
  1. 他社ソフトは作業が二度手間になる、整合性の確認が大変という課題があった。特に多くの写真を扱う際には番号のズレや修正に多大な時間を要していた
  1. 損傷図の手作業による採番や、その修正作業に多くの時間を要していた。特に番号が飛ぶと全ての番号をずらす必要があり、非常に手間がかかっていた
  1. 人によって調書作業の方法や文章の書き方が異なり、整合性がとれていなかった
 
この課題に対し、同社はいかにして対策を講じ、解決につなげていったのか?
株式会社建設調査コンサルタント調査部会津部長、業務部牧山様、篠川様に詳しい話を伺いました。

調書を印刷し手書きで採番を実施。修正に3日かかることも

ータテログ導入前の課題を教えてください。
会津さん:以前使っていた他社のソフトは、実際の作業の流れに沿っていませんでした。業務としては、損傷図を作成してからそれに基づいて調書を作るのですが、他社のソフトは全く別の流れで、システムにひたすら入力が必要で手間に感じていました。また、損傷図と調書が整合しないことがあり、確認作業が非常に大変でした。
牧山さん:私が点検調書作成で一番困っていたのは、損傷図を印刷し、手書きで番号を振る作業でした。
途中で採番の変更があったり、先に入れるべき損傷が後から見つかったりすると、一から作り直す必要があり、とても大変でした。多いときは500枚もの写真を貼り付けるので、修正があると全部の番号をずらさなければならず、心が折れそうでした。
タテログ導入前には、その修正に3日もかかったこともあります。この苦労があるので私は何度も何度も確認作業を行いますが、なぜこんなに確認しなければいけないんだろうという気持ちになっていました。
篠川さん:他社のソフトは自由に入力ができるので、入力する人により「~がみられる」「~がみられた」等表記のずれが発生し、出来上がった調書を見ると、整合性が取れていないことがありました。
ーそのような課題を抱えるなか、タテログの導入が進んだきっかけは何でしたか?
会津さん:同業者からタテログを紹介してもらったのがきっかけです。話を聞いてみたら、作業の流れに沿っていて使いやすそうという印象を持ち、すぐに導入したいと思いました。
また、サポート体制の手厚さも導入の決め手の一つです。
タテログは不具合があってもすぐに修正してくれますし、チャットや電話で対応してくれるのでいつでも連絡が取れるという安心感があります。
他社ソフトでは不具合があっても時に電話で対応してくれなかったり、メールも17時以降は見てもらえなかったりで困ることが多かったです。期限が迫っている中で不具合があると、自力で対応しなければならず、朝までかかってしまうこともありました。

2~3日かかっていた業務が半日で完了

ータテログを実際の業務で利用してみていかがでしたか?
篠川さん:業務効率が改善しました。単径間の橋ですとこれまでは2~3日かかっていたのですが、半日で終えることができるようになりました。
牧山さん:採番を自動でやってくれるので、損傷図のチェックに集中できるようになりました。集中すべき業務に注力することができ、業務の質も上がりました。
会津さん:私の肌感では、半分の人工で業務ができるようになったと感じています。あと一週間位かかるだろうなと思っていた業務がもう完了したということもありました。人工をかけずに作業ができるようになったので、費用対効果も見合っていると感じています。
ータテログチームのサポートはいかがでしたか?
牧山さん:私はたくさん要望を出しているのですが、いつまでに対応するのかを明確に回答してもらっているので、助かっています。
会津さん:私はこういったソフトには不具合がつきものだと思っているので、不具合があったときにどれだけ早く対応してもらえるかを重視しています。タテログは対応が早いので信頼できます。
篠川さん:マニュアルも充実しており、マニュアルを見れば大体のことはできるようになります。ベトナム法人にも見るように伝えています。

今後は海外現地法人でも活用

ー今後、取り組んでいきたいことは何ですか?
篠川さん:海外の人に使ってもらおうと考えています。現在もベトナムの現地法人で一部使っていますが、これからは今後日本語がネイティブではない人が利用する機会が増えてくると思います。
会津さん:内業はベトナム人や中国人が増えてきているので、タテログが言語対応してくれるといいなと思っています。弊社でいうとベトナム語に対応してもらえるとありがたいです。
ー今後、タテログに期待することはなんですか?
会津さん:これは要望なのですが、損傷図をもっと柔軟に取り込めると良いと感じています。現在は旗揚げに対して、改行したり空間ができると読み取れなかったりします。社内で損傷図の作り方は統一していますが、新入社員だと損傷図の作り方が違うこともあり、タテログに取り込めないことがあります。
 
ーさらなる機能活用を含め、ぜひタテログをお役立てくださいませ。貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。